■■■ 株の売買方法
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証券会社に口座を開く

 株は証券会社に口座を開いて、そこでお金のやりとりや株の売買をします。
 証券会社の口座の開き方は二つ。

 1)証券会社に行って口座開設の手続きをする
 2)郵送で申込書のやり取りをする

 
 2)なら、特に証券会社にいく必要はありません。
 直接行けば即日、郵送なら2週間程度で口座が開けます。

 証券会社選びは重要です。株の売買にかかる手数料や受けられる情報サービスに差があります。手数料の安さではEトレード証券などが有名です。

 ちなみに、Eトレード証券ではHPのフォームに入力した項目(住所や氏名など)が申込書に印刷されてくるので、申込書の記入が楽です。

 口座が開設されたら、指定の口座に株式投資で使うお金を振り込みます。
 これで、株を買う準備は完了です。


株を購入するために必要な金額

 株はいくらくらいあれば買えるのでしょうか?

 それを知るためには、まず株価を調べましょう。

 株価は、証券会社のHPや、ヤフーファイナンスでも調べることができます。

 次の表は、(株)トーメンデバイスのある時期の株価情報です。

 たとえば、トーメンデバイスの株価1120円のときですが、1120円出しても株を買うことができません。

 なぜなら、株には「単元株数」が決められていて、
 ある程度まとめて株を買う必要があるからです。

 トーメンデバイスであれば、単元株数は100株なので、

 1120円×100=112000

 必要な金額は11万2千円となります。

 また、これに加えて証券会社の手数料が必要になります。

 たとえば、Eトレード証券の手数料は435円(税込み)なので、

 11万2千円+735円=11万2千435円が必要となります。




 


株の注文方法

1.情報収集
 株の注文を出すためには、いくつか情報を集めなければなりません。その情報とは、次の4つです。

 1)会社名
 2)株数 
 3)証券コード
 4)市場

○証券コード 
   全ての銘柄には、それぞれ違った4ケタの番号がつけられています。たとえば、ソニー6758とか、上のトーメンデバイスは2737とか。

 証券コードは、証券会社のHPや、ヤフーファイナンスでも調べることができます。

○市場
 株を注文するときには、市場の選択を行います。株を取り引きする市場には、東証(東京証券取引所)、大証(大阪証券取引所)、JASDAQなどいくつかあって、会社によっては複数の市場に重複して上場している株があるからです。

2.注文方法の選択
 株の注文方法には、「成行」と「指値」があります。

 「成り行き」というのは、「いくらでもいいから買います」という注文の出し方です。でも、株価は常に動いているので、思わぬ高値で買ってしまうこともあります。

 「指し値」というのは、「1000円なら買います」というように、値段を指定します。指し値を選択するなら、いくらで買いたいか、証券会社に伝える必要があります。

 これらの情報を、証券会社のHPに入力すれば、株の注文が出せます。