スクリーニング
スクリーニングの目安は、だいたい次の通りに設定しています。

★PER 10倍以下
 PERは、「現在の会社利益で投資額(株価)を回収するのに何年かかるか」ということが分かる指標です。東証1部銘柄の平均PERは約20倍だそうです。
 
★PBR 1倍以下
 PBRは「株価純資産倍率」。一般的に、これが1倍以下であれば格安ということを示します。
 
★ROE 5%以上
 「純利益÷株主資本」で、株主のお金でいかに効率よく儲けているかをみる指標です。米国では、この指標を重視することが多いそうです。日本の上場企業の平均は7%ほど。
 
★株主資本比率 50%以上
 会社の体力をみる指標です。株主資本以外は借金で、自己資本が50%以上あれば、万一のことがあっても、会社はすぐに潰れません。経営に余裕があれば、配当を出すこともできます。
  
★売り上げ伸び率 5%以上
 今後の成長を見込む上で、ビジネスが堅調に推移しているかを示します。大きいにこしたことはありませんが、他の条件が厳しいので、安定してプラスなら良いといえます。
  
★経常利益伸び率 5%以上
 売り上げが伸びていても、利益がでていなければ意味がありません。要するに、ちゃんと儲かっているかどうかを示します。これも売り上げ高伸び率と同じく、5%程度プラスなら良好といえます。
 
E*トレード証券なら、これらの指標に完全対応しています。スクリーニング画面は、こんな感じです
参考図書
最近、感銘を受けた株式投資指南本
本当に儲けた12人のオリジナル株投資個人投資家ならではの発想とテクニック! 本当に儲けた12人のオリジナル株投資

素人ならではの投資方法が載っています。私も、この12人のうち、森川智子さんの投資方法を参考にしています。

著者:
出版社:宝島社
本体価格:952円

★リスクの心理学★



【目次】
目標を達成できない本当の理由/第1部 リスクの本質(リスクとは何か/トレーディング・アプローチを理解する)/第2部 リスクの問題(自分の感情にどう対処するか/流れに身を任せる)/第3部 リスクと性格(受け身なトレーダーの共通点/ハイリスク・トレーダーを解剖する ほか)/第4部 リスクを取る(大きなリスクを取る/失敗を成功に変える方法 ほか)/まず、やりたくないのにやっていることがないかを考えよう

(感想)株式投資を行うときに、人が陥る心理的な罠について解説しています。

★オニールの成長株発掘法★



「良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために」

【目次】
第1部 勝つシステム―CAN‐SLIM(C(Curent Quarterly Earnings Per Share=当期四半期の一株当たり利益)―どれだけあれば十分なのか?/A(Annual Earnings Increases=年間の収益増加)―意味ある成長が認められる銘柄を探す/N(New Products,New Management,New Highs=新製品、新経営陣、新高値)―適切なタイミングで買う ほか)/第2部 最初から賢明であれ(証券会社で口座を開く/銘柄選択や投資時期を誤ったらいつ売るか/いつ売って利益を確定するか ほか)/第3部 投資のプロになる(一九五三〜九三年の素晴らしい成功銘柄の事例/チャート読解術を身に付け、より良い銘柄をより適切なタイミングで買う/ティッカー分析の技法―ニュースの影響 ほか)

(感想)上に示した、「1株利益」を重視した投資方法を解説しています。そのほかにも、買い上がり、損切りの有効性、ナンピンの危険性、PERの無意味性などについて説明しています。




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