教授 |
「・・・うむ、やっぱり東野圭吾はいつ読んでも面白いな!」
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生徒 |
「(どんどんどんドアをたたきながら)教授!!開けてください教授!!」
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教授 |
「うるさいぞ!!せっかく人が静かに読書にいそしんでいるのに!(とドアの鍵を開ける)」
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生徒 |
「ってゆーか、平日真っ昼間にの大学の研究室でミステリー読んでどうすんですか」
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教授 |
「東野圭吾の新作だぞ!手に入れた瞬間読まないでどうする!」
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生徒 |
「おお!それ最新作の○夜じゃないですか!!読み終わったら貸してくださいよ!!」
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教授 |
「ダメだ」
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生徒 |
「・・・けちですねぇ」
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教授 |
「馬鹿者。本という物は人に借りて読むもんではない!自分で買ってこそ価値があるのだ!」
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生徒 |
「でも、ハードカバーって高いっすよ。その本だって、1800円もするじゃないですか」
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教授 |
「うむ、東野圭吾あたりの本だと1800円も惜しくはないといえるが、小説に1800円はちょっと高いかもな」
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生徒 |
「そうなんですよ。だからといって、ミステリー好きとしては文庫本が出版されて古本になるまで待つというのもしんどいですし。それに、本って全然割り引ききかないし・・・」
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教授 |
「そうか?その気になれば、発売されたばっかりのハードカバーを300円ぐらいで読むことだってできないことはないぞ」
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生徒 |
「マジっすか?!どこにそんな方法が??」
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教授 |
「じゃあ、その方法を紹介してみようか」
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★ただで新刊本を読む方法★ |
教授 |
「まずは、ただで読む方法だな」
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生徒 |
「あるんすか?そんな方法が」
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教授 |
「まぁ、誰かに買ってもらうとか、借りるという方法はあるが、それを除いたとしてもあるぞ」
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生徒 |
「その方法とは?」
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教授 |
「図書館で借りることだな」
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生徒 |
「図書館?!図書館に小説なんか置いてあるんすか?」
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教授 |
「知らんのか?今や、高校や中学校の図書館でも最新の小説が置いてあるぞ。さては、おまえ図書館に行ってないな?」
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生徒 |
「い、いやそんなことは無いっすよ!!(大汗をかきながら)」
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教授 |
「昨日提出してもらったレポートは、図書館で本を借りないと書けないはずなんだけどな」
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生徒 |
「あ、で、でも図書館で借りるってのは、色々と制約があるんじゃないですか?」
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教授 |
「うむ。本の数が限られているから、下手すると100人待ち、期間にして2ヶ月待ちということもありえる。借りにいかなきゃならないし、返しにいかなきゃならん。我々みたいに大きな街に住んでいればいいが、地方の人にはちょっと難しいな」
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生徒 |
「他に方法は?」
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教授 |
「じゃあ、次は、実際に自分でお金を出して買う場合だな」
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★できるだけ安く買う★ |
教授 |
「一つは、金券ショップで図書券を買い、それで本を買うという方法がある」
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生徒 |
「ほぉ。」
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教授 |
「でも、図書券の相場は98%ぐらいだから、たいした割引にはならないな」
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生徒 |
「じゃあダメじゃないですか」
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教授 |
「そこで、インターネット書店を使うというのがある」
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生徒 |
「インターネット書店?」
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教授 |
「楽天ブックスとかamazonって聞いたことは無いか?」
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生徒 |
「どこかでみたよーな」
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教授 |
「楽天ブックスやamazonでは、ネットを介して本を注文すると、宅急便で送られてくるというシステムになってるのだ」
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生徒 |
「でも、送料とか代金の振り込み料金とかかかるんじゃないですか?」
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教授 |
「楽天なら、1500円以上の本は送料無料だ。クレジットカードで払えば、振込料金もかからん」
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生徒 |
「なるほど。それに本を買いに行くための交通費もいりませんねぇ」
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教授 |
「しかも、楽天なら楽天スーパーポイントといって、購入金額の1%がポイントとしてもらえるのだ!」
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生徒 |
「なんすかそれは?」
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教授 |
「つまり、ヨドバシカメラやビックカメラと同じように、ポイントが次の本を買うときにお金として使えるわけだな」
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生徒 |
「でも、ネットで買い物ってちょっと抵抗がありますが」
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教授 |
「確かに個人情報流出などの問題はある。まぁ私なんぞは個人情報の流出なんて気にしてたら何もできんと無視してるがな」
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★割引率を多くする★ |
生徒 |
「でも、1%だったら2000円の本を買っても20円しか得しないじゃないですか」
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教授 |
「うむ、ならば、ネットのポイントサービスを利用するという方法がある」
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生徒 |
「ネットのポイントサービス・・・?」
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教授 |
「ちょびリッチというサイトに登録し、そこからの楽天ブックスのバナーをクリックしてから楽天ブックスで本を買うと、ちょびリッチから2%のポイント(1ポイント0.5円)がもらえるのだ」
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生徒 |
「うーん、でも楽天スーパーポイントとあわせると、1%+1%で2%引きってことになりますか?40円引きぐらいにしかならないですねぇ」
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教授 |
「では、アフィリエイトサイトのA8ネットを利用するという方法がある」
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生徒 |
「アフィリエイト・・・?」
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教授 |
「アフィリエイトとは、自分のホームページに広告を貼って、そこから収入を得るという方法だ。例えば、A8ネットに登録し、楽天ブックスの広告を自分のHPに張って、そこから楽天ブックスにいって本を買うと、2%のポイントがもらえてしまうのだ。さらに楽天カードで代金を払えば、さらに2%がもらえるのだ
」
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生徒 |
「4%だと、80円引きになりますね」
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教授 |
「おまけにそこのリンクから誰かが本を買ってくれれば、本代が少し儲かることになるぞ」
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生徒 |
「おお!じゃあもしかしたら本代をすべてアフィリエイトでまかなうことができるかも?」
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教授 |
「まぁ、そう簡単にはいかんがな。可能性はあるといえばあるかもしれん」
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★ネットオークションを使う★ |
生徒 |
「でも、これじゃまだ300円ぐらいでハードカバーは読めませんよ」
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教授 |
「ふっふっふ。本代の話題だけに、本題はここからだ!」
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生徒 |
「教授、それめっちゃ寒いです」
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教授 |
「やかましい!・・・まぁ、とにかく本を安く読むためには・・・ずばり、ヤフーオークションや楽天フリマ、ビッダーズなどのネットオークションを活用するのだ!」
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生徒 |
「ネット・・・オークションですか?」
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教授 |
「つまりネットオークションで本を買い、ネットオークションで本を売る!そうすれば、だいたい本を300円程度で読むことが可能だ」
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生徒 |
「でも、ネットオークションって難しそうだし、なんか危険そうですが」
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教授 |
「オークション自体はそう難しいものでもないぞ。詐欺とか危険性もあるが、ああいうのは高額商品で起こっているし、私は今のところトラブルにあったことは無いな」
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★なるべく、安く本を落札する★ |
教授 |
「まずは、なるべく安く落札する方法だ」
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生徒 |
「そんなのあるんですか?」
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教授 |
「まずは、相場を知ることだ。このホームページでは、最近の落札金額を知ることができる。で、落札するときには、オークション終了の10分ぐらい前に、最近の落札金額で入札するのだ」
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生徒 |
「それで、落札できなかったときには?」
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教授 |
「次のオークションに入札する。まぁ、どうしても読みたければ多少高い金額を入札しても良いがな」
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生徒 |
「あ、でもお金を振り込むのにお金がかかるじゃないですか!1000円ぐらいの落札金額を振り込むのに、100〜300円の振込手数料を払うのはバカバカしいなぁ」
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教授 |
「ふっふっふ。ところが、振込手数料をゼロにする方法があるのだ!」
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生徒 |
「おお、その方法とは?!」
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教授 |
「ずばり、インターネットバンクだ!!」
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生徒 |
「インターネットバンク??」
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教授 |
「インターネットに特化した銀行のことだ。インターネットバンクでは、人件費などを安く押さえることができるため、同じ銀行同士なら格段に振込手数料を安くできるのだ。イーバンク、ジャパンネット銀行が代表的なものだ」
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生徒 |
「二つあるうち、どちらがいいんですか?」
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教授 |
「イーバンクだな。イーバンク同士なら振込手数料が無料、おまけに口座維持手数料も無料だ」
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生徒 |
「なるほど、手数料がゼロならなかなかお得ですねぇ。・・・でも、ちょっとネットバンクって怖い気もしますけど」
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教授 |
「まぁ、大金を扱うのはさすがに私も不安だが。インターネット上の財布として私は使っておる。自宅で振込作業ができるので、とても便利だぞ!」
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★なるべく高く売るコツ★
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教授 |
「さて、次は読み終わった本を高く売る方法だ。基本的なことでは、1)写真をつける、2)説明をきっちり書く、3)インターネットバンクがあることをアピールする」
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生徒 |
「1)と2)は分かりますが、3)は?」
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教授 |
「つまり、インターネットバンクが使えます、と書いてあれば、入札者も手数料の分、少し高く入札してくれるという可能性があるわけだ」
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生徒 |
「なるほど」
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教授 |
「おまけに、インターネットバンクがあれば、相手の振込を早く確認できるので、迅速にオークションを進めることも可能だ」
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生徒 |
「なるほど、ネットバンクっていいことづくめですね・・ちょっとなじめないですけど」
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教授 |
「というわけで、例えば1800円の本が1000円で落札できたとしよう。相手がイーバンクを持っていれば、振込手数料はゼロ。冊子小包なら、送料は300円ぐらいだから、相手に振り込む金額は1300円と言うことになる。読み終わったあとに本をオークションに出品し、上手く1000円で売れれば300円で本が読めたということになるわけだ!!」
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生徒 |
「おお、これなら本当に300円程度で本が読めますね!・・・でも、これじゃ本が手元に残らないのでは?」
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教授 |
「まぁ、私は一度読んだ本を読み返す習慣が無いから、不都合は無い。ハードカバーは場所をとるし、売ってしまえば部屋のスペースがせまくなることも無い!」
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生徒 |
「そういえば、僕もそんなに昔買った本を読み返したりしないなぁ」
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教授 |
「オークションで本を買って、読み終わった後にオークションで売る!これはまさに今の時代にあった読書方法といえるだろうな」
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生徒 |
「でも、やっぱりネットの取引って抵抗が・・・」
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教授 |
「無理にとは言わん。そのへんは、自己責任でやるんだな・・・・ところで、あのレポートだがいったい誰にみせてもらった!!??」
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生徒 |
「あ、しまったもうこんな時間だ!失礼しますっっ!!」
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