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私的投資方法紹介

最近、私が行っている投資方法を紹介します。

株式投資の基本的な目標は、

銀行の利息よりもお金を増やす

ことです。

というわけで、なるべくローリスクに、
銀行よりもちょっと多めのリターンを得るような
投資を行っているつもりです。

投資方法と言っても、最近勉強しなおしていて試行錯誤中なんで、
参考程度に聞いてください。

(平成18年6月2日修正)
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株の選び方

株の選び方ですが、まずは先行きが良さそうな会社の株を選びます。
今、ヒット商品を飛ばしているとか、その会社の業績が将来有望かとか。

次の点は、「1株利益が増大している」ことです。
できれば、年20%ぐらい。

「オニールの成長株」
「本当に儲けた12人のオリジナル株投資」の森川智子さんによると、
こういった株は安定して株価が上昇しやすいと紹介されています。

というわけで、まずは四季報をみて、一株利益が増加傾向な株をみつけて、
ひたすらE*トレード証券のポートフォリオに組み込んでいきます。

その他、株の選定基準としては、次のものがあります。
@株価は100万円以下
A機関投資家が多く買っている
B財務状態が良い
C100株単位の株より1株単位の株
D配当・優待がある
E企業規模があまりに小さい会社は避ける
Fスクリーニングで条件を絞り込む
G信用買い残が多くない

財務状況ですが、財務関係の難しいことは分からないので、
私はE*トレード証券の「分析」で、財務状況が良い(★5つ以上)かどうかを判断しています。
また、機関投資家の数、企業規模についても、E*トレード証券で調べることができます。

その他の投資ルール

色々な株式投資本や個人HPの投資方法を読みましたが、株式投資には一定のルールを設けた方がいいようです。あまり無秩序に買っていると、たまに儲けることもありますが、安定して利益を出すことは難しいんだそうです。

ちなみに、今のところ私はこんなルールを定めてます。

1.買いのルール
○買いのタイミング
 短期移動線、長期移動線、株価が近いとき。また、株価が徐々に短期移動線に近づいているときが望ましい。また、買う日はできればNYの株価が下落した時とする。

○乖離率が高いときは買わない
 短期移動線から長期移動線の乖離率が大きく離れているときは買わない。株価が短期移動線を大きく越えているときも同じ。

○資金があまっていても無理に買わない
 資金があまっていると、ついつい衝動買いしたくなるものですが、はっきりと買って良いかどうか判断して買います。買えない状況であれば、そういうときはじっと待つことにします。休むも相場です。必ずしも市場にいる必要はありません。

○衝動買いをしない
 株を買うときには、十分に情報収集して、「買って損しても後悔しない!」と決めてから購入します。その方が後悔が少ないです。

○市場全体の株価が上がったときには買わない
 市場全体の株価が上がったときには、その株の実力以外の力で株価が上がっている可能性が高く、その後はすぐに株価が下がることが多いです。

○出遅れたな、と思ったら買わない
 ここで買いだ!と思っても、資金が用意できないことがあります。株価上昇に間に合わず、その後に買って、得したなと思ったことは、今のところありません。

○下げトレンドでは買わない
 ずっと下げトレンドが続いている状況では買いません。

○一度売った株を買い戻すときは慎重に慎重を期す
 売ったと言うことは、その株に過熱感があるということ。買い戻すときは、よほどチャートがいい形のときに買い戻します。

○一つの銘柄につき、100万円程度を上限とする。
 基本的に買い上がりをするわけですが、買い増しは一度までとします。

○同じ業種の株を買わない
 同じ業種の株だと、一緒に株価が騰がったり下がったりするので、儲けが大きくなるときもありますが、損する時も大きくなります。

○ナンピン買いはしない!
 買った株の株価が下がるということは、買いのタイミングを間違えたということです。

3.売りのルール
○上昇した株の売り
 買値の20%上昇したら売り。

○下落した株の売り
 買値の10%下落したら、問答無用で売り(損切り)です。

4.その他のルール
○ネット掲示板の書き込みを無条件に信じない
 ネット掲示板の情報は、正しい物も多いですが、残念なことに間違っている物、または売り煽り、買い煽りが少なくありません。ネット掲示板で情報を得たら、その裏を取るか、もしくは本当に信じられる情報か、よく考えることにしてます。また、自分の売りライン、買いラインは、あくまで自分の判断によります。

○決算時期は要注意
決算時期は、株価が大きく動きます。さらに、予測がかなり困難です。業績好調の会社が好決算を発表しても、「材料出尽くし」ということで下がってしまうこともあるからです。というわけで、決算発表が集中する時期にはなるべく株を持たないようにします。

○全財産を投入することは厳禁
株は基本的に「ギャンブル」です。株に人生を賭けるのはやめた方がいいです(これはどんな株投資本にも書いてあります)。たまに、もっと資金があれば、あの株も買うことができるんだけどなぁ・・・と思うことはしばしばなのですが、今のところは今の投資資金以上の金額は、証券会社の口座に振り込まないように自制してます。

5.経験則?

○株は永久に上がり続けると言うことは無い。
 株価がどんどん騰がっていると、このまま騰がりっぱなしになるんじゃないかという錯覚に陥ることがありますが、そんなことはありません。必ずどこかで調整が入ります。

○株価上昇時の節目には必ず大きな動きがある。
 日経平均が1万円、1万千円、1万2千円という節目のときには大きな反動があるようです。

○地合が不安定なときはポジションを小さくする
 日経やNYが不安定なとき、地合が悪くなる要素が出てきたときは、ポジション(持ち株)を小さくすることを考えた方が良さそうです。


参考図書
最近、感銘を受けた株式投資指南本
本当に儲けた12人のオリジナル株投資個人投資家ならではの発想とテクニック! 本当に儲けた12人のオリジナル株投資

素人ならではの投資方法が載っています。私も、この12人のうち、森川智子さんの投資方法を参考にしています。

著者:
出版社:宝島社
本体価格:952円

★リスクの心理学★



【目次】
目標を達成できない本当の理由/第1部 リスクの本質(リスクとは何か/トレーディング・アプローチを理解する)/第2部 リスクの問題(自分の感情にどう対処するか/流れに身を任せる)/第3部 リスクと性格(受け身なトレーダーの共通点/ハイリスク・トレーダーを解剖する ほか)/第4部 リスクを取る(大きなリスクを取る/失敗を成功に変える方法 ほか)/まず、やりたくないのにやっていることがないかを考えよう

(感想)株式投資を行うときに、人が陥る心理的な罠について解説しています。

★オニールの成長株発掘法★



「良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために」

【目次】
第1部 勝つシステム―CAN‐SLIM(C(Curent Quarterly Earnings Per Share=当期四半期の一株当たり利益)―どれだけあれば十分なのか?/A(Annual Earnings Increases=年間の収益増加)―意味ある成長が認められる銘柄を探す/N(New Products,New Management,New Highs=新製品、新経営陣、新高値)―適切なタイミングで買う ほか)/第2部 最初から賢明であれ(証券会社で口座を開く/銘柄選択や投資時期を誤ったらいつ売るか/いつ売って利益を確定するか ほか)/第3部 投資のプロになる(一九五三〜九三年の素晴らしい成功銘柄の事例/チャート読解術を身に付け、より良い銘柄をより適切なタイミングで買う/ティッカー分析の技法―ニュースの影響 ほか)

(感想)上に示した、「1株利益」を重視した投資方法を解説しています。そのほかにも、買い上がり、損切りの有効性、ナンピンの危険性、PERの無意味性などについて説明しています。




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