色々な株式投資本や個人HPの投資方法を読みましたが、株式投資には一定のルールを設けた方がいいようです。あまり無秩序に買っていると、たまに儲けることもありますが、安定して利益を出すことは難しいんだそうです。
ちなみに、今のところ私はこんなルールを定めてます。
1.買いのルール
○買いのタイミング
短期移動線、長期移動線、株価が近いとき。また、株価が徐々に短期移動線に近づいているときが望ましい。また、買う日はできればNYの株価が下落した時とする。
○乖離率が高いときは買わない
短期移動線から長期移動線の乖離率が大きく離れているときは買わない。株価が短期移動線を大きく越えているときも同じ。
○資金があまっていても無理に買わない
資金があまっていると、ついつい衝動買いしたくなるものですが、はっきりと買って良いかどうか判断して買います。買えない状況であれば、そういうときはじっと待つことにします。休むも相場です。必ずしも市場にいる必要はありません。
○衝動買いをしない
株を買うときには、十分に情報収集して、「買って損しても後悔しない!」と決めてから購入します。その方が後悔が少ないです。
○市場全体の株価が上がったときには買わない
市場全体の株価が上がったときには、その株の実力以外の力で株価が上がっている可能性が高く、その後はすぐに株価が下がることが多いです。
○出遅れたな、と思ったら買わない
ここで買いだ!と思っても、資金が用意できないことがあります。株価上昇に間に合わず、その後に買って、得したなと思ったことは、今のところありません。
○下げトレンドでは買わない
ずっと下げトレンドが続いている状況では買いません。
○一度売った株を買い戻すときは慎重に慎重を期す
売ったと言うことは、その株に過熱感があるということ。買い戻すときは、よほどチャートがいい形のときに買い戻します。
○一つの銘柄につき、100万円程度を上限とする。
基本的に買い上がりをするわけですが、買い増しは一度までとします。
○同じ業種の株を買わない
同じ業種の株だと、一緒に株価が騰がったり下がったりするので、儲けが大きくなるときもありますが、損する時も大きくなります。
○ナンピン買いはしない!
買った株の株価が下がるということは、買いのタイミングを間違えたということです。
3.売りのルール
○上昇した株の売り
買値の20%上昇したら売り。
○下落した株の売り
買値の10%下落したら、問答無用で売り(損切り)です。
4.その他のルール
○ネット掲示板の書き込みを無条件に信じない
ネット掲示板の情報は、正しい物も多いですが、残念なことに間違っている物、または売り煽り、買い煽りが少なくありません。ネット掲示板で情報を得たら、その裏を取るか、もしくは本当に信じられる情報か、よく考えることにしてます。また、自分の売りライン、買いラインは、あくまで自分の判断によります。
○決算時期は要注意
決算時期は、株価が大きく動きます。さらに、予測がかなり困難です。業績好調の会社が好決算を発表しても、「材料出尽くし」ということで下がってしまうこともあるからです。というわけで、決算発表が集中する時期にはなるべく株を持たないようにします。
○全財産を投入することは厳禁
株は基本的に「ギャンブル」です。株に人生を賭けるのはやめた方がいいです(これはどんな株投資本にも書いてあります)。たまに、もっと資金があれば、あの株も買うことができるんだけどなぁ・・・と思うことはしばしばなのですが、今のところは今の投資資金以上の金額は、証券会社の口座に振り込まないように自制してます。
5.経験則?
○株は永久に上がり続けると言うことは無い。
株価がどんどん騰がっていると、このまま騰がりっぱなしになるんじゃないかという錯覚に陥ることがありますが、そんなことはありません。必ずどこかで調整が入ります。
○株価上昇時の節目には必ず大きな動きがある。
日経平均が1万円、1万千円、1万2千円という節目のときには大きな反動があるようです。
○地合が不安定なときはポジションを小さくする
日経やNYが不安定なとき、地合が悪くなる要素が出てきたときは、ポジション(持ち株)を小さくすることを考えた方が良さそうです。
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